テニスボールの加圧器を超シンプルにつくれないかと思い立ち、トライしてみました。モチベーションは、開缶直後のテニスボールが結構ペコペコだったこと。
調べてみると練習用ボール(通常4個入缶)は内部のゴム厚が厚めで耐久性が高く、試合用(通常2個入缶)はゴム厚が薄めで耐久性は劣るようです。
通常のボール内圧は12-14psi程度。ボールは圧力可逆性のある構造?素材?で、内圧と外圧が均衡するようになっているとのことで、周辺圧が高ければいずれ内圧も外圧と同じになるようです。
「ボールレスキュー」といった名称でいくつかの加圧器が商品化されていて、安いもので2000円ぐらい、高いものだと10000円ほど。自作の加圧器がヤフオクやメルカリでも見かけられる状況です。皆それぞれ、なかなかしっかりした構造ですが、ここではそれよりもシンプルに、かつ安価な加圧器というか、加圧が出来ないかという点にフォーカスしてのトライです。
上記コンセプトから、テニスボールの缶とプラスチックのフタをそのまま再利用する加圧器ができないか試してみまた。
先ず調達したのはプラスチックのフタに穴をキレイに開けるためのカッター。所謂コンパス式のカッターです。その名も正しく「コンパスカッター」。アマゾンで900円ぐらいで購入できました。


コンパスの間隔を最小にして⇩

これで直径15mmほどの穴がキレイに開きます。フタにはPEのマークがあり、ポリエチレン製であることが判ります。

合せるバルブは自動車のタイヤ用のモノを選択。アマゾンで探すと多くの選択肢が出てきます。自転車用のモノを選んでも良いかと思います。お手持ちの空気入れのアダプタ(自転車用か、自動車用かなど)を選択基準にするとよいと思います。バルブはゴム製なので、接着材はポリエチレン、ゴム対応のものを選ばないといけません。

コンパスカッター、バルブ、孔明け後のボールのフタ ⇩

ゴムのバルブとポリエチレンのフタを気密性を持って接着するのに選んだのはロックタイトの「エクストリームマルチ」(エポキシ系接着剤)。アマゾンで1000円前後。


フタに開けた穴の周辺にロックタイト接着材を塗ります ⇩

そこにバルブを突っ込んで、エポキシ接着剤が固まるまで最低1日放置して待ちます。
空気入れは、電動小型コンプレッサー?式のものを3000円弱で購入。手動のハンドル式のもの(ダイソーで700円ぐらい)、足踏み式の空気入れ(同500円ぐらい)も選択肢。

照明ライト機能があったり、携帯バッテリーとしても使えるなど多機能性から選択。
(*) とはえいえ、照明だったりバッテリーとしては使うことはないとは思っています。

購入時の2個入りのボールの容器にフタをダクトテープで機密して加圧してみました。

9psiで大きくフタが膨らみ、これ以上の加圧はちょっと厳しいようにみえます。

ダクトテープを増強して4個入りの容器でもチャレンジ。

やはり9psiでフタがパンパンになってしまいます。
12~14psiに加圧するにはもう少し工夫と改良が必要です。
