小田急が展開するサブスクリプションサービス EMoT の10回券を使い切ったので、利用感をまとめてみよう。
10回券の価格は3,500円。10回使えるので、350円/回。
10回で購入した商品総額が5,430円。 差額分1,930円節約できたことになります。
とはいえ10回券がなければ、購入しなかった部分もあるので、一概に節約とは云えませんが 。。。
表にある通り、最後の4回の利用は同日で連続です。月間利用最大90回のパスポートは、飲食に一度使うと3時間使えないという制約があるのに対して、連続で使える点は10回券の利点と云えます。
Foresty、Hokuo を計5回利用しましたが、パンが続くのはなかなかつらい。
以上10回券の利用感を踏まえて、EMOTパスポートについて考察!
まず、価格は初月9,500円(自動更新制)から、9,200円、8,900円と下がり、それ以降は8,900円が維持される模様。 最大利用回数の90回、540円平均/回で利用すると48,600円となり、4万円弱のゲイン(⇦ 利得という意味でつかってます)が得られる計算です。
ケーススタディ①
では、実際に90回使えるかどうかを考察。 1日3回x30日で、各利用回ごとに3時間のインターバルが必要であることを考えると、新宿西口駅近辺で働いているか、住んでいるかでないと正直達成は難しいと感じる。
ケーススタディ②
60回/月 利用ではどうか? 同540円/回として、総利用額32,400円。22,000円強のゲインは、購入価格の3倍強の価値がある。自分の場合は、通勤がある際は、最寄り駅か新宿で朝・晩各一回の1日2回。テレワーク、休日は最寄り駅まで朝晩、朝昼、昼夜の何れか2回訪れる必要があり、小田急線沿いの主要駅(下北沢、登戸、新百合ヶ丘、町田、相模大野)至近に住んでいるか、新宿経由で通っているかが必要になるでしょう。テレワーク下だと月の通勤15日、在宅・休日が15日だと仮定し、通勤日で30回、在宅・休日の半分は(飽きもくるので)1回/日程度が精一杯と考えると23回。計53回/月で28,620円とパスポート購入価格の3倍弱の価値。
ケーススタディ③
さて、今回の10回券を利用するのに14日費やしているので、コレが現実的な利用ペースとすると30回/月の利用で16,200円と購入価格の1.5倍強のゲインが見込めて、「コレでもあり」と云える。
ケーススタディ④
しかし、30回利用ということであれば、10回券x3回購入という手もあり得る。この場合は、購入価格 10,500円に対し、16,200円のゲインが期待できる。10回券の利用期間は購入から1か月なので、期間的な自由度も高い。 前述の通り複数枚同時使用も可能。
結論
「パン(HokuoとForesty)」と「そば」では必ず飽きが来ると想像でき、①新宿駅利用がEMOTパスポート検討の絶対条件(「おだむすび」は新宿と新百合ヶ丘のみ)。あとは②主要駅至近に住まいがあること。③通勤時に店舗に立ち寄る時間的余裕があるかの確認が必要。もう数回10回券を利用して①、②、③を確認した上でパスポートへの移行を再考します。