温度を表現するのに一般的なのは 日本だと摂氏(℃)ですね。アメリカだと華氏(℉)が一般的です。余談ですが、アメリカは紙のサイズだったり、長さ(インチ)、重さ(ポンド)など我が道を行くのが好きな国ですね。 そういう意味でトランプさんはアメリカ気質をよく表現している大統領だったので、熱狂的な支持者がいるのかな~と納得してます。
よく温度の範囲を示すのに 20℃±5℃ と表現することがありますが、科学的に云うとこれまちがってます。
この表現が意図したいのは、15℃~25℃ だと思いますが、それぞれを絶対温度に直してみると、
20℃±5℃は -248.15℃~283.15℃ というとんでもない範囲を示すことになります。 なので正確に表現する場合は 20℃±5K となります。
絶対温度に換算して計算すると
となり、15℃~25℃ ということになります。
絶対的な位置を示す 海抜xxmとか標高xxm と一緒ですね。
標高1000m±標高10m とは云わず、標高1000m±10m と云うように。
たまにスペックなどで動作温度範囲要求20℃±20℃みないな表現をする人がいるので、そんなとてつもない温度範囲対応できませんと云うと ???? となってしまうので、大人の対応をします。
ちなみに 20±5℃ と書くと誤解がないですね。